Ohhhh…、年月とはなんて残酷なことか!目尻のシワに白髪がチラホラ…
でも、そんなのも愛おしい。
これは、紛れもなく愛である。
もうフレットペリーは着てないし、お腹もちょっとぽっちゃりだし、スリムジーンズなんか履けないけど、愛なのだ。ノスタルジックにノックアウト寸前です。
観終わって、人間は変わらないんだな、と、わたしもこのまんまでいいんだと勇気をもらったような、そんな錯覚。
ダメ男たちの終わらない青春と旅たち。
終わらない歌を歌おう〜
くそったれの世界のため〜
クズはクズのまんま。良かったよー、期待を裏切らないクズさ加減。あれから、なんとなく現実に折り合いをつけて、てか、自分ではそう思っているが、果たしてどうなんだろう?そうでもないか?な感じで過ごしてきたが、本質はなんら変わってなく、変わらなくていいんだ。変わらないことの美学といか、矜持みたいなものを、この映画は教えてくれた。わたしはわたしだ、なにが悪い!と叫びたい!青春映画の金字塔は、いつまでもそうぢゃなきゃ。って言ってくれているようだ。現実でコテンパンになってるわたしを優しく包み込んでくれてるみたいに。
でも、そんな哀愁悲劇のヒーローで終わるわけがない。終わらせないのだ、ダニー・ボイル監督は。それぞれの希望が、再出発がラストに描かれている。
スパットは新たな才能が開花して、シック・ボーイとレントンはお金は盗まれたけど、別の大事なものを手に入れたのだ。これからどんな老後へ向かっていくのか…
次は15年後の還暦ヴァージョンでお目にかかれるのだろうか?
てか、トイレは、やっぱり、お約束。
トイレにも、勿論、貼ってあります。(画像添付出来ないのが残念。画像はアメブロ見てね。http://ameblo.jp/bird210bird/entry-12266247952.html)