トレスポは、『the！ジャンク！』で、おしゃれイギリス映画の精神そのもので大好きだったけど、いざどんな話だったか？と言われるとアレ？ってなり、大ざっぱなオチと印象的なシーン（便器のシーンと赤ちゃんの妄想シーン）しか出てこないんですよね。
なんならドイツの『レボリューション6』とかとシーンがだぶってしまい、あれ？どっちだっけ？ってなってしまう、中途半端な仕様のこの脳みそを戒めたい。
そんなわたしでも、これ観たら、うおー！！！ってなりました。
前半は、我慢大会。
脱落せずに観ていられるか。
評価できる部分が洗練された映像のスタイリッシュな編集しかなかった。
スパッド愛しいなぁ、、
愛着のわくキャラクターたちだからこそ、みんなみんなを大事に抱え込むんじゃなくて、くそなやつにはくそな制裁をくわえるし、いらないやつはバッサリ切り捨てる。
とりあえず、後半の展開でやっと面白く感じて（前半も面白いんだけど、たぶんわたしがついていけなかっただけ）テンポも速すぎず遅すぎず。オチも変に綺麗に落としてこなくて好み、というのも大好きなB級サスペンス映画のオチに似てて良い。イギリスのおしゃれさは好きだな。シャイニングやエスターっぽいシーンに爆笑。いつの間にトレスポはホラーになったんですか。
