年月が経ったことによる切なさと侘びしさを感じさせながら修復と再生のためにジェダイ（コソ泥）の帰還・・・
んなわけあるかよ！最悪の同窓会映画
前作からの引用や褌を借りるような嫌らしさはあれど、いい感じにリミックスだのセルフオマージュが映える、納得のファンムービー
と言っても、前作さっき初めて観たばかりなんですけどね！（笑）
自分の鑑賞方法としては、前作からして初めての鑑賞で続けて観たものですから、タイムスリップ・タイムトラベルを一度に経験したようななんとも不思議な感覚に包まれるわけですw
「おいおい、あんたら老けちまったなぁ…」
と自分が同窓会に急遽参戦し、空白の約20年間に置いてけぼりをくらった感じw
ある1人を除いては、積年の恨みが一瞬にして懐古おじいちゃんみたいにして溶けていくやりとりなど微笑ましさありつつ、ドラッグに溺れて色々失った人生はさもありなん！というくらいの逆転人生とはいかない落ちブレブレの姿に少なからずの寂しさを感じてしまったり…
それが前作公開当時、リアルタイムに鑑賞し、同じ年齢・年代を"共に"歩んだ感慨を持ったファンだとすれば、どれほど身につまされ、自分の人生の俯瞰に繋がるかといったら、これも不思議な感覚に包まれる映画ですね。
前作あっての前作人気にあやかっての作風に思えてならない部分がありつつも、やっぱりさすがのダニー・ボイル監督なのですから前作と合わせて前後編のような一つの映画作品（最後の老人映画続編もあるなら観たいw）として仕上げてるのは凄いですね。
でもやはり前作のような翼を授かり羽ばたくぅ↑（レッドブルじゃなくヘロイン）発散力と自由度のような力と比較すれば少し見劣りしてしまうのも、なんだか寂しい気持ち…（笑）
