ばーどイヌサンローラン

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

3.3
永井豪の漫画をモチーフにイタリアで映画化。




最先端VFXを駆使したド派手なハリウッド大作に比べ、チープさは否めないし(だって予算が圧倒的に違うもんね。)壮大な世界観とかもないが、作品に対するリスペクトとか、愛を感じる。この愛が伝わるか、感じられるかだと思います。



ダメダメなゴロツキ中年オヤジが、ひょんなことから、尋常ならぬパワーと回復力を手に入れ無敵になる。元々ゴロツキなもんで、最初はそのパワーを悪いことに使っているのだが…



ひとりの頭の弱い、仕事仲間の娘との出会いにより、徐々に変わっていく。最初は嫌々だったのにね。恋だね!恋😍




てか、この娘役のヒロインがとってもキュートでキュンキュン💞そして惜しげも無く、しかも無邪気に胸をはだけちゃってくれるというサービスカットもあり、いろんな意味で胸熱?




ちょっとデッドプールっぽいような、ダークな感じの冴えないヒーローは、パンチパーマだし、AVばっか観てるし、ヨーグルト?プリン?ばっか食べてるし、まっとうな仕事なんかしてなくて、裏社会の住人で、でも完全な悪党ではない?小悪党?のこの主人公が、見てるうちに、どんどんカッコよく見えてくるから不思議だ。






ハリウッドリメイクある?



てか続編は絶対あるよね?



だって、今、誕生したんだから。



覆面かぶったもんね。




ヒーローの誕生の瞬間だね〜





ヘンテコな邦題と思っていたら、これが原題なのだ。原題『JEEG ROBOT 皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』




俺がやらなきゃ、誰がやる!って感じで、悪党を倒していく!ハイ!ここで正義の味方の誕生です!!!




そして、これからも、悪を倒してくれるのだろう!ジーグ フォーエバー!






はっきり言って『鋼鉄ジーグ』って知りませんでした。わたしが知らないだけなのか?いやいやそこまでメジャーぢゃないでしょ?てかゲッターロボとかマジンガーZではなく、ジーグっていうマイナーチョイスがまた胸熱ですよねー。




マフィアの構想などイタリア闇、暗部も描いており、アダルトな勧善懲悪ダークヒーローストーリーになっている。でも、ショボいとか言っちゃダメ〜😖