たつかわ

愚行録のたつかわのレビュー・感想・評価

愚行録(2017年製作の映画)
3.5
ファーストシーンがすべて

ポーランドの国立映画大学で映画を学んだ監督の長編一本目。
あまり日本映画で見たことが無い画質と思っていたら、
同じ大学の同級生が撮影を行っている。

冒頭のシーンでバスの乗客の一人ひとりの顔をスローモーションで
ゆっくり映して行った後に主人公の顔に焦点があたると、
ある行動をおこしてバスを降りるというシーンは、
本作を観終わって、結局このシーンがすべてを表現している凄いシーンです。
これを観るだけでもおススメです
たつかわ

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