Ain't No Way
本作でフィーチャーされた曲で「Ain't No Way」という曲がある。「think」で初めてアレサフランクリンを知った人はおススメである。なぜと聞かれたら、アレサフランクリンではなく、お姉さんの「ウーウー」っていうコーラスが最高だからというぐらい、素晴らしいって話すのだけれども、本作では一曲まるまる再現されていてそこが良かった。でもそれだけしかなかった。
幼いころに傷つく、成功、破滅、そして再生の流れのよくある伝記ものの作品であり、話としては目新しさはない。
アレサフランクリンをジェニファーハドソンが演じているが、流石にソウルの女王には勝てない。「レイ」のレイ・チャールズを演じていたジェイミーフォックスがどれだけ凄かったか解る。あとフォレストウィテカーも歌っていたが、結構うまかった。アメリカの映画で歌っている黒人俳優ってみんな歌がうまい。ほんと
最後に今年の６月ごろに公開したアレサフランクリンのドキュメンタリーライブの再現をしていたが、それを先に見ていた私としては、「見る順番は逆だったな」と思った。とはいえ、アレサフランクリンを知らない人にはいい作品だと思う。
