夏に公開された時は、時間が無くて観られなかったが、これはきっとキネ旬シアターで掛かるだろう!思ってたら、やはり。なんとか劇場で観られた。
ワイオミング州の先住民族保留区の名称がウインドリバーなのだが、ワイオミングと言えばブロークバックマウンテンの舞台だったな。
そこである少女の死体が発見され、話が進むのだが。
主人公がジェレミー・レナード。これがあったからアベンジャーズ出なかったのかな?と思ってたが、あら?スカーレット
・ウィッチか!
寒い地域に住んだことがある人なら、雪の硬さから一見して春先の感じが分かる。それでもマイナス30℃か。さらにコヨーテやピューマと言った野生動物。
過酷な自然。保留区というものの現実。面倒な警察の組織。格差というにはあまりにもな貧困。暴力が支配する社会。
アメリカはこのままで良いのだろうか?そんな厳しいものを見せ付けながら、地区の公認ハンターであるコリーは、若いFBI捜査官ジェーンと事件の核心へと・・・
前半のシーンが最後につながり、一応の解決は見るのだが、なんともいたたまれない気持ちにならざるを得ない。
これは凄い良い映画だな。