実話を元にした、ある教師との出会いが落ちこぼれ高校生達の人生を大きく変える物語。
落ちこぼれの高校生に対して教師は愛情深いだけではなく、時には毅然とした態度で臨む。
この毅然とした態度が印象に残った。
そして、教師は生徒達に「全国歴史コンクール」へ参加することを提案する。
バラバラで協調性がなく、そもそも努力を行わない落ちこぼれの生徒たちを教師は指導するがそう簡単には行かない。
ここで教師は強烈な刺激を与える。
これが功を奏して、落ちこぼれ達に変化が表れ始める・・・
常に彼らを信じて、愛情を持ってしかし毅然とした態度で臨む教師の姿勢に理想の教師ではないかと思われた。
若い時に、感受性の強い時にこのような素晴らしい教師に出逢えた生徒たちは本当に幸せであると思う。
映画は、高校での民族的なまた宗教的な対立も描いている。
日本ではなかなか接することのできない状況である。
フランスがこのような状況であると、改めて驚きました。
教育の大切さを改めて再認識しました。
また、歴史を受け継ぐこと(学び理解すること)が、映画の原題であるが、重要であると再認識しました。
しかし、決して教育臭い映画ではありません。
爽やかな感動を受けられる青春映画でした。
試写会にて、字幕上映にて鑑賞。
井筒和幸監督のトークショー付きの試写会でした、監督も若い時に歴史に触れる重要性を話していました。
共感できました。