今まで食わず嫌いして観てなかったことをめちゃくちゃ後悔。。永井聡監督作にハズレなし。
将来の総理大臣の椅子を勝ち取るために生徒会選挙に奮闘する学生達の姿は、突飛なおかしさがありつつも現実の僕たちの受験、就活、面接などの人生を左右する重要なイベントと重なり感情移入せざるを得ない。更にそれらと今をときめく若手俳優達の演技バトルがシンクロして奇跡的な煌めきを生んでいる！後半は不覚にも涙が…。
劇中負けたキャラでさえ、今後その情熱と野心を活かして逆転するのでは？と思わせるような余韻を残すラスト(何しろ、彼らの人生はまだ序章に過ぎない)が素晴らしい。嫌いになるキャラを作らない姿勢含め、非常に良くできた実写化作品であり青春映画の新たな傑作だと思いました。
