MANA

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜のMANAのレビュー・感想・評価

3.5
彼女を襲う……否、救うのは「睡魔」。

いつもおねむのココネちゃん。
地方の高校に通ういたって普通の女子高生は、父親と二人暮らし。しかし父親が逮捕されたことから、その理由を知るために東京へ向かう物語。

最初は「え、これそういうガチな感じのファンタジーアニメ?!」と思ったけど、「ひるね姫」のタイトルにだんだんリンクしてきて、納得してくる。
※たしかにファンタジー要素は強め笑

夢と現実が交差する、彼女ののんびりハラハラな冒険が見物。

ぼやき:ココネちゃんの肝の座り方がすごすぎるww 天然なのかあんまり気にしてないのか、何が起きてもたいして動じない姿が、本当に女子高生か?!と、もはや尊敬の域。
冷静なのも大事だけど、行動には何よりも実行力と勇気が必要かもしれない。

神山監督作品は独特だなぁ。
比べようないけど、東のエデンのほうが好き。


ぼやき2:
音楽のセブンイレブン感の強さwwwwww
もっと他の主題歌にしてほしい気持ちはあった…

⚠️以下ネタバレ⚠️
ラストシーン後、亡きお母さんが運転する車を見送るお父さんの姿が。赤ちゃんを抱きながら車を見つめる姿と、遠ざかっていく車……そのシーンでマジ泣いた。(もともと涙もろいけど!)
最後の最後、なんでこんなシーン入れたんだ〜〜〜
「その車、待った〜〜!」ってやりたいよ!!
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