ぶちょおファンク

ガール・オン・ザ・トレインのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★4 中盤★3.5 終盤★3

悩み、不安、寂しさ、ココロの闇、なんかを抱いた女性3人の機微を描く物語やと観始めて思っていたら、
サスペンスへと様変わりし、最後はホラーやね。。。

序盤でのアル中のエミリー・ブラントの不安の見え方、撮り方、演出、ダニー・エルフマンの音楽は非常に巧みやと感じましたし(ヒトによっては冗長)、
この監督のってJ.B.の自伝の映画しか観てませんが、
結構自分好みのショットを撮るなぁ〜っという印象で、
そういう点もツボにハマって少し高評価。

女性目線の作品でしたが、事件を仕切る女性警官が非常にアホで、
あの役柄の設定が必要だったのか疑問で、
普通に男性警官で良かったんじゃね?
っちゅうか映画の内容からしてアホ刑事は男性の方が合ってるでしょ。。。

そして表面的にはアイツが悪いんですが、
アイツと関係を持つ方も悪い訳で、
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
一言で言えば『オトコもオンナも浮気あかん!』ってコトですね。

秋の夜長に酒をちびちび呑みながら、
なかなか楽しめる作品だった。

2017年272本目