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大奥浮世風呂のhideharuのレビュー・感想・評価

大奥浮世風呂(1977年製作の映画)
2.3
2017.12.30 DVDで鑑賞。

東映作品ですがこりゃポルノですね。「愛のコリーダ」でこれまでに見たことがないってくらい破廉恥な姿を晒した本番女優の松田映子主演ですからね。
でもさすが東映だけあってボカシが入るほどの全裸ヌードはありませんでしたね。

タイトルは「大奥浮世風呂」ですがあんまり関係ないですね。やはり大奥物と言えば覇権争い、跡目争いとか女だけのドロドロとした世界を描いてます。でもエログロなのでナンセンスな雰囲気で苦笑してしまいます。

珍しく坊さん同士の男色も描いてたりして興味をそそられます。ちなみに若い方の坊主は無理強いされてて、その反動でかその後は女好きの好色に成り下がりますが。

主演は上に書いた通り松田映子ですが志賀勝が本当の主役です。
いかつい顔ですが純愛の末にラストでは歴史をも覆す事件を起こします(つまり史実ではない)。

松田映子は本当に演技が下手。棒読みもいいところ。所詮は本番演技で知名度を上げた女優。勇気は認めるけど。

東映エログロ路線でもつまらない方の部類に入ります。
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