面白かった！
35年前に公開された作品の世界観の継承し、その上に新たな風景を作り出したことで、スクリーン上に展開する絵的なモノに前作と同様のインパクトを受けました。特に、ドローンのような飛翔体や2049年版ラブプラスとも言えるジョイのように、前作公開後の現実世界で発生した技術革新の要素を取り入れたのは良かったと思います。
また、ド直球に続編となったシナリオについては、レプリカントとしての従順さを見せながらも、何かに芽生えつつある主人公・Kの存在とも上手くリンクし、読めない展開に最後まで食いついて見ていました。そして、デッカードも場を整えた上で満を持して登場ということで個人的に良かったと思います。
リドリー・スコット御大から引き継いで大役を任されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の仕事ぶりは素晴らしいと思います。継承と確信のバランスは『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に似通っていると思います。
ノーカットの完全版が観たい！
