元カレの誘いで南阿の銀行を襲撃したAlex(Olga Kurylenko)。ダイヤと一緒に盗み出したUSBには、米上院議員のテロ計画が記録されていた。議員の差し向ける殺し屋集団からの逃亡劇が始まる。
タイトルだけ見た時にはルメートルの原作小説"Alex"の実写化かと思った。
「R18で済むのか⁉︎やっちゃったのか⁉︎」
「"諜報員"⁉︎何いじってくれたんだ⁉︎」
とか期待と心配が入り混じった複雑な気持ちになったけど、幸か不幸か蓋を開けてみたら全くの別物でした。
エグさ爆発の原作。そりゃ実写化無理だよねと思ったら、今作もそこそこバイオレンス色が強かった…。拷問。音。首…。
Mission1.
おバカな強盗仲間と喧嘩して顔バレ!
指名手配された状況をなんとかしろ!
Mission2.
得意技はリダイヤル!(ドヤァ)
凄腕殺し屋集団から逃げ切れ!
Mission3.
なにがどうしてこうなった!
元彼の奥さんと息子を守れ!
突っ込みどころの多い設定ではあるものの、最終的にはちゃんと纏めてあった。
Alexの頭の中ほんとどうなってんの⁇頭が良いというか、発想がぶっ飛んでるというか。
最後チンピラのリーダー(James Purefoy)が不憫にさえ思えた。カッコつけて余裕ぶってるけど、結局は最初から私の掌の上なのよ的な。最期までその事に気付けていない所がおいたわしい。
続編がありそうな含みのある終わらせ方だったけど、打ち切り御免なんだよね?
"Washington"よりキレそうなエージェントが最後に自己紹介してたり。黒幕の議員がまさかの大御所Morgan Freemanだったりしたけど。(男性キャラ、おバカしか出てきてないし、どうせ君らも大した事ないんだろ。)
洗車中の他人のaudiを颯爽と盗んでいくシーン。Olgaさんの笑顔が大変チャーミングだったので、観て良かったです。