オープニングにあるサバービコンの紹介ビデオは興味をそそられ、掴みはバッチシ。
トゥルーマン・ショーのような物語なのかなぁと思っていましたが・・・
うーん、わざわざサバービコンという架空の街を作る意味があったのだろうか?
差別を受ける黒人一家はさして主人公達に絡んでこず、むしろ必要性を感じない。
差別をテーマに描きたいのは良いのですが、主人公サイドのストーリーか9割を占めており、それだけ描けば良かったんじゃないかと。
日本人なので、深い部分を読み取れてないだけかもしれませんが、差別要素を抜きにしてもイマイチなサスペンスである。
巧妙な仕掛けがあるわけではないし、あっとなる伏線があるわけでもなく...
どっちつかずの微妙な映画であった。