爽やかですなぁ。20歳前後のカップルが初デートで観て、緊張のあまり内容は覚えてないけど、10年後くらいにフライヤーが出てきて甘酸っぱいときめきだけを思い出す映画にぴったりじゃないかしら。(自分がデートで初めて観た映画を思い出せなくて今、動揺している)
永野芽郁ちゃんが能年ちゃんっぽいので、前半は『あまちゃんスピンオフ〜アキとユイの吉祥寺散策〜』みたいに見えてほっこりした。可愛いからって前髪ちょんちょこりんにして下手なギター弾いたり、ブラックコーヒーが飲めないとこ狙い過ぎだぞ。橋本愛ちゃんは安定の美しさ。ロングもいいなぁ。満開の桜背負ったら即女神。タイプの違う美少女が2人並ぶ絵というのは大変よろしい。
内容は《散らかってるけど居心地は悪くない部屋》みたいな感じ。もう少し断捨離した方が好みだけど、その詰め込んだ感じがフレッシュに感じなくもない。全体的に好感。美少女2人がふんわり漂うように演じるのに対し、染谷君のべったりと画面に定着するような作り込んだ演技、いいね!悲しいくらい器用。Twitterのウザさも適切。踊り出すところはどうせならモテキばりにやりきっても良かったのでは?と思うけど、愛ちゃんのぎこちないスキップが本人透けて見えて好きだ。天然芽郁ちゃんは可愛くノリノリ。だよね!