「前評判の悪さが尾を引いた良作」
「スター・ウォーズ」のスピンオフ、今回は若きハン・ソロが主役。相棒チューバッカや、盟友ランド・カルリシアン、そして彼の愛機ミレニアム・ファルコン号との出会いも描く。監督はあのロン・ハワードだが、海外じゃ乱発し過ぎて飽きられ感があり、酷評もさることながら、興行収入も大赤字になったと、公開前からマイナスイメージが大きかった。
そんな流れが悪い中視聴したワケだが、案外、てかむしろ普通に面白かったんだが。何でそんなに酷評なのか。やっぱり乱発気味なのが
良くなかったのかなあ。まあ確かに面白いランクで言えばエピソード7や「ローグ・ワン」には負けるけどさあ。賛否両論なエピソード8よりかは面白かったよ。
まあやってるコトはソロの冒険活劇以上でも以下でもないが、チューバッカとの出会いや後々の伏線となりそうな恋人キーラとの関係など、シリーズファンならニヤリとする演出もそこかしこにありそう。中にはこんなのソロじゃない！とかいう重度のソロファンからバッシングされそうだけど。
でもソロのスピンオフならでは、みたいなコレ！というモノはあまりなかったかな。派手ではあるがスター・ウォーズという観点から考えると大人しめというか。
とにもかくにも普通に楽しかったし、ラストのあるサプライズでも驚いたし、何よりシリーズで1番取っ付きやすいんじゃなかろうか。初心者向けでもあった作品だった。
—————ここからネタバレ—————
キーラが最後ダースモールと通じてたのが判明するが、暗黒面に落ちた表れだろうか。そのダースモールはエピソード1でオビワンに既に倒されているが、3年間の間に何があったか語られていないコトもあり、彼女関連はまだ謎が多い。そもそもソロはこの後レイアと結ばれているし、最終的には死ぬ流れになる可能性大なのが切ない。
考察サイトではエピソード7からの主人公、レイの実の母親ではないかとか色々と予想されているが、エピソード9はたまた新たなスピンオフで明かされるコトを期待する。
