おい

忍びの国のおいのレビュー・感想・評価

忍びの国(2017年製作の映画)
4.2
「天下統一を目指す織田軍の侵略に対し、伊賀の国を守るためそれに立ち向かう忍びたち!!」
この映画はこういう話だと鑑賞前は思っていたけれど、違った。いや、ほぼそうだったけれど厳密に言うと違った。それが驚きだった。

「織田軍を前にして忍びたちが一致団結!!」
この映画はこういう場面で熱くなるんだろ!と鑑賞前は勝手に思っていたけれど、少なくとも自分は違った。そしてそれがよかった。個人的に途中の雄叫びのシーンは一緒に叫びたくなるくらい響いた。ある人物の泣き笑うような表情がたまらなかった。

この映画はアクションシーンも含めてコミカルな演出が目立つ!オープニング、ちゃっちいと思った。タイトルの出し方、ダサいと思った。ちょっとやりすぎなんじゃないの!?とも感じたけれど、そういった軽いノリ、ふざけたテンションが忍びたちの‘‘人でなし具合’’を際立たせていて、織田軍との対比も効いていたと思う。拾いもの部門入選!
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