ビターチョコ

アリータ:バトル・エンジェルのビターチョコのレビュー・感想・評価

4.2
122分、すごく良かった。
主人公は少女のサイボーグ。
彼女の名前はアリータ。
作ったのは誰か? 誰も知らない。
失われた技術、ロスト・テクノロジー。

●あらすじ
未来の地球の、貧富の差が激しい都市が舞台。暴力があふれてる。そこに、すごく喧嘩が強い少女のサイボーグが現れ、貧民層の悪い奴らと、そいつらを支配するボスをぶっ倒す! という話。

SF格闘アクション映画。
122分、とても面白かった。

いい奴がいて、悪い奴がいて、どちらにも秘密があって、後半でそれらが暴露されて、悲しい事件が起こって、悪い奴をぶっ倒す!

痛快だった。

私は原作漫画を読んでいたので、それを懐かしく思いながら観た。ハリウッド映画だが、日本の原作マンガへの愛がある。これなら作者の漫画家(木城ゆきと)も納得したんじゃないか? 大満足だったんじゃないか? 主人公の名前は変えられたけど。

●以下は余談
続編はあるのか?
続編があったら観たい。
あんにゃろをぶっ倒して欲しい。
だけど続編は、想像するだけの方が(私には)楽しいかもしれない。なぜなら。想像には無限の可能性があるから。観てしまうと、それだけに限定されてしまう。だから私はすぐ観ない。レンタルDVDが旧作になる頃が丁度良いタイミングだ(すんません、悪い客です)。

ついでに書いておくと、本当に悪い奴は人物ではなく、貧民たちを理不尽に支配する「金持ちたち」ということだろう。だが、それを言い出したら、貧民たちは家畜を無慈悲に支配してるわけで、だから「本当に悪い奴」がいなくなってしまうかもしれない。