レゴブロックの世界観で活躍するDCヒーローの物語。前作に引き続き、子供と観賞しました。
本作の主人公はバットマンです。
彼は基本的に人間ですから、特別なパワーを持っているわけではありません。しかし、他の誰よりもヒーローらしい存在なのです。それは彼の武器が“不屈の意思”と“信念”だから。これはヒーローにとって一番大切なものなのです。
しかし、不屈の意思と信念は。
美点ですが欠点にもなります。
曲がらない強さは硬直した思考に繋がりやすいのです。だから…というわけではないでしょうが、前作までのバットマンは他人を信じませんでした。
そして、本作は。
そんな彼が成長する物語。
ヒーローだって完璧な存在ではないのです。
少しずつでも未来に向けて成長していくのです。
ただ、そんな真っ当な物語ですから。
前作までに存在していた尖がった部分が削れてしまい、まんまるい作品になってしまいました。まあ、子供向け…としては最適なのですけどね。僕みたいに捻くれた大人に物足りないだけなのですけどね。ぐへ。
まあ、そんなわけで。
バットマンが好きな方へお薦めできる作品。
前作を観ておくと、より一層楽しむことが出来ると思います。
To be continued…→→→『LEGO(R)スーパー・ヒーローズ：ジャスティス・リーグ＜ゴッサム大脱出＞』
