このレビューはネタバレを含みます
今も世界の何処かにナチスの残党がいる
のでしょうか。だいぶ高齢になっている
だろうから残り少なくはなっているだろう
けど…。
マックスの周到な復習劇に唖然としてしま
いました。ゼヴは彼の掌で踊らされ且つ、
知ってか知らずか自分が標的なのです。
憎い仇二人を同時に抹殺する凄い方法です。
人間は都合の悪い事、嫌な思い出など意識下
に押し込めてしまうことがよくあるとか。
ゼヴもそうなのでしょうね。まるで自分が
被害者であると信じて疑わない感じでした。
本当のことを突き付けられた時、死ぬしか
ないのでしょう。
嘘だらけの人生なんて、結局何処かで崩壊する
んじゃないかと思います。
そんな思いを強く感じた作品でした。