真田ピロシキ

ディストピア パンドラの少女の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

2.0
借りた時は見る気だったはずなのにタイミングを逃し期限が迫って義務的に鑑賞。TSUTAYAの1週間レンタルはこういう点でダメだ。アマゾンなら1ヶ月あるから期限内に再び興味が湧くこともあるのに。

雑に見たために見落としている点はあると思う。しかしそれにしても設定がよく分からない。この人たち噛まれてなかったっけ?ゾンビの知覚も臭い消しのジェルを塗ってゆっくり静かに動けば大丈夫と言っているけど、視覚でも認識しているような…サプレッサー付けてるとは言え近距離で銃撃っても大人しいゾンビさん達は一体。物語の鍵であるハーフゾンビの少女が猫や鳥は思わず食ってしまうのに犬には無反応なのはどういうカラクリなんだ?他のゾンビは犬を夢中で追っかけてました。新しい種による新世界の誕生という真面目な話を描いているのだけれど辻褄が合わなさすぎて、ラストの立場逆転にも何も感じられない。原作小説読むと納得できるのだろうか。

て言うかこれ、『The Last of Us』では?ゾンビのワクチンを作れる少女と大人のロードムービーで菌を媒介にしたウィルス。ロケーションもソックリだぞ。この映画を見るより同じくらいの時間で終わるラスアスのDLCをリプレイすれば良かった。あれは良い。ライリーとプリクラ撮ったり想像で格ゲーしたようなアクションしないシーンにノーティードッグの真髄を見た。続編は蛇足にならないか心配ですが大いに期待しています。