Noz

ワンダー 君は太陽のNozのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

うぅーーーーーん???????
さ、最後の最後の表彰式で評価4くらいだったのが一気に3.5くらいおちました...

間をとって3.7に。

色んな人の視点で物語が進んでいて、人は1面ではなく多面的にみないとどのような人物かはわからない、ましてや顔なんてのはほんの1部だということが分かる展開はとてもいい。

けど、最後の表彰は何にされたのか??
あまりにも持ち上げハッピーエンドすぎる気がして、急に現実味が無くなった。
あとジャスティンもしれっと修了式にいたような...

いじめに耐え、学校生活をおくったこと?
成績優秀者におくる表彰?
もう少しハッキリ理由をいってほしかった。
なんならオギー本人も「なんで表彰されたかわからん」て言ってるし、
彼の多面的な部分を見て、彼を好きになった人は、一部では無かったか?
だからこそ、知ることの大事さが際立つのでは?

なんならジャックが表彰されるほうが向いてたような....
もしくはもっとオギーが成績優秀者なのを移すとか...あくまで理科だけ突出してるだけでしょ?

なのに、最終的にはスタンディングオベーションで拍手しているのは...いやお前らのうち7割くらいはチューバッカが歩いてるぞってジロジロ見てるだけの人達では..

という違和感が拭えなかった。


ラストは置いといて。
ジャックやサマーの存在が素晴らしい。
きっと5年生ゆえのこどもらしさ、素直さ、残酷さがあるが、
これが中学だとこんなに素直に友だちを始められていないとおもう。
お母さんが5学年から参加させたのはベストと思えた。

顔はすぐ気にならなくなること、とても賢く、面白いこと。
きっと人には色んな面がある。

自分のこどもがいつか孤立した時、
こんな友だちに出会って欲しいし、
誰かが孤立した時はこんなふうに触れ合って欲しい。

君は太陽といいつつ、
あくまで1生徒ってところも良かった。
だからこそ最後の持ち上げ表彰はやめてほしかった...。

最後の最後で非常にもったいないオチでした。
Noz

Noz