人気小説の映画化です。
遺伝子の病気で生まれてから顔を何度も
手術した少年が小5で学校デビューする。
子供は残酷で平気でいじめる。
ドッヂボールで集中砲火を受けたり、
菌あつかいしたり。
仲良くなった友達には裏切られるし。
ただ主人公の魅力が周りの子どもたちを
変えていくお話。
この映画のできたところは、顔が先天的に
違うことによる偏見や差別をテーマに しているようで、
実は色々な切り口で観られるところ。
子どものころの柔らかい心や友達の大切さ。
子どものころにしか築けない関係性。
仲間を必死に守ろうとすること。
自分が自分の魅力に気付く瞬間や
変わりたいって思う瞬間。
それって顔がみんなと違う人だから感じる
ことではなく誰だって感じたことのある
人生のふとした瞬間を思い出させる。
すごく心を掻き立てる。だから人気に
なったのかな。
また子役もいい。親友の子の表情もいい。
取り巻きの大人も素敵。あっいじめっ子の
親以外ですが。
これからの自分の人生で、友達って
できるのかな。うらやましい。
台詞もいい。とにかく見てよかったって
感じる素敵な映画でした。