shunta

ワンダー 君は太陽のshuntaのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
5.0
人気小説の映画化です。
遺伝子の病気で生まれてから顔を何度も
手術した少年が小5で学校デビューする。

子供は残酷で平気でいじめる。
ドッヂボールで集中砲火を受けたり、
菌あつかいしたり。
仲良くなった友達には裏切られるし。
ただ主人公の魅力が周りの子どもたちを
変えていくお話。

この映画のできたところは、顔が先天的に
違うことによる偏見や差別をテーマに しているようで、
実は色々な切り口で観られるところ。
子どものころの柔らかい心や友達の大切さ。
子どものころにしか築けない関係性。
仲間を必死に守ろうとすること。
自分が自分の魅力に気付く瞬間や
変わりたいって思う瞬間。

それって顔がみんなと違う人だから感じる
ことではなく誰だって感じたことのある
人生のふとした瞬間を思い出させる。
すごく心を掻き立てる。だから人気に
なったのかな。

また子役もいい。親友の子の表情もいい。
取り巻きの大人も素敵。あっいじめっ子の
親以外ですが。

これからの自分の人生で、友達って
できるのかな。うらやましい。

台詞もいい。とにかく見てよかったって
感じる素敵な映画でした。
shunta

shunta