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ワンダー 君は太陽のScreen7のレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.4
沢山の優しさに包まれている作品。
高評価だったから期待値高くして観たけど、感動&ほっこりできて、鑑賞後とにかく清々しく爽快な気持ちになりました。王道な展開だからこそストレートに心に響く。周りの人に勧めたくなる、とにかく良い話。大切にしたい作品に出会えました。
好きな台詞沢山あったけど太陽系の例えは上手過ぎ!

生まれつき顔に障害があるオギー。生まれてから27回も手術を受けて少しは良くなったけど、それでもすれ違う人にはガン見されてしまう…
そんな彼が初めて学校に行きます。最初は奇異の目で見られ、虐められ(ランチやドッヂボールのシーン酷い)、初日から見ていて辛い。。

主人公は"ワンダー"な少年であるオギーだから勿論彼の物語がメインだけど、周りの人々にもスポットライト当てているから、登場人物の誰かの気持ちに共感できる人もいるはず。私は誰とも立場としては共通点なかったけど、とっても感情移入していたので「ああこんなエピソードあったのか…」と胸が熱くなりました。
同じ時間を同じ空間で過ごしていても、別の人物の視点で見ると、見え方が全く違う!

どの役者さんも表情で感情を表現するのが本当に上手いと思いました。言葉にしなくても表情で十分に観客にはちゃんとその時々のキャラたちの気持ちがしっかり伝わってくるんですよ。
子役たちも素晴らしかったけど、ジュリアロバーツ演じるイザベルが息子を見守る優しい眼差し、初めてお昼に家に1人でいるっていうときの表情、夫にプレゼントもらったときの笑い方もすごく好き!!

ジャック役の子が文句なしの可愛らしい美少年で、お姉ちゃんの役の女の子がちょっとキャリーマリガン似の可愛い顔立ちだったし、彼女の友達のミランダも小顔でモデルみたいに綺麗な子でした。眼福!笑

まわりの人をよく見て相手の中身よく知り
、相手を受け入れる優しさって大切。
"根はいい子"って言葉があるけど、人と違うオギーのことを最初は周りの子と同じように虐めていた子たちも本当は彼を受け入れようという気持ちがあるんですよね。
相手のことをよく見たら 新しい発見があって、好きだなと思える人がきっと増えるはず。

☆スターウォーズ好きにはテンション上がる部分も多かったです!何箇所かSWネタを絡めた台詞あるし あのキャラも登場!?
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