イム・シワン主演。はじめて観ましたが、彼、いいです。凄くいい。他のも観たいと思いましたもん。
戦争で、家族や仲間たちを失った少尉と子供たちが合唱を通じて生きがい、居場所を見つけていく。
自分が歌ったことで父親が殺されたと思っている少女は頑なに歌うことを拒む。自分が歌うと今度は兄が殺されると思っている。その兄は、そんな妹を常に庇い守っている。まだほんの子供。健気である。
この兄妹を中心に、他の子役たちの演技もそれぞれいい。
哀しい悲惨な反戦映画だけど、観終わった後、何故か清々しい気持ちになれる、そんな作品です。
やはり子供と動物はズルいのだ。