ジーハ

グッバイ・シングルのジーハのレビュー・感想・評価

グッバイ・シングル(2016年製作の映画)
3.4
「コインロッカーの女」では裏社会の女ボス。
「10人の泥棒たち」では超美人の女泥棒。私の中のキム・ヘスは、キレる女・イイ女の代表みたいなカッコいいイメージのひと。

でも今回真逆の役どころ。
美人だけどおバカ!(笑)そんなキム・ヘスを観てるだけで楽しかった。しかもむきむきマ・ドンソクが専属スタイリスト、て?!そんなキャスティングの裏切られ効果も楽しめた。

女としても女優としても旬を過ぎたと言われた
元人気女優・ジュヨン(キム・ヘス)が "自分の家族" を持つまでの全編がハイテンションな大奮闘劇なんだけど、そんな中にも社会風刺も入れてくるのもさすが韓国。

母親になることを企むジュヨンが
不意の妊娠に悩む少女ジウと出会ってから
人生が急展開していく。

台詞まわしが説明臭くなくて、ラストもそうだけど、登場人物たちの未来を観ている側に委ねる感じ?ちょっとだけひねりのある終わりかたも良かったと思う。

幸せの基準が変わるだけで、感じるものや得られる幸せの量が違ってくるというイイお話でした。

人に愛されるだけで、人を愛さずに自分のためだけに生きていくのって、なんかつまらないかも。

自分の人生を捨ててジウの人生を守ろうとするジュヨンの言葉にホロッとくる場面も、、
これは想定外だったな😌

笑えて最後にちょっと泣ける。。
韓国お得意のエンタメの良作★
ジーハ

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