期待してなかったけど、楽しめた。
原作小説を読んだときも思ったけど、物語の構造の原点のようで、ちゃんと感動して楽しめた。
野球はドラマが作りやすいし、難病物は悲しいラストが待っている。
卑怯なくらい定石すぎてダサいけど、まんまと感動させられた。あの会話が伏線とかわかりやすいけどいい。
簡単なんだなおれ。
映画を観終わって、ふとこれは、ドラッカーの「マネジメント」に則って、野球部が甲子園を目指す物語なんだけど、「マネジメント」に則って小説を書いて販売し、映画化にあたり脚本を書いた岩崎夏海の成功物語というメタ構造だと気づいた。それなりに楽しんだ自分が悔しい。