もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらの作品情報・感想・評価

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「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 マネジメントという野球と全く関係のないビジネス書と高校野球をミックスさせたモチーフの勝利だと思いました。
 ただ面白いのは序盤だけで、あまりマネジメントのウンチクを野球にはめこむことができていないように思えてしまいました。

 難病の友達の展開もいきなりすぎですし、主人公がそれで悩んで悲しいシーンになったりしますが。もはややりつくされているような展開で面白味に欠けました。話の流れも、弱小チームが悩みながらも。決勝戦まで戦うというオーソドックスな流れなので。新鮮味はなかったです。唯一は、マネジメントのビジネス論をもって野球に挑むという流れを期待しちゃいますが。それが、中盤から全く関係のない物語にシフトしてしまったのが痛いと思いました。野球が勝てたのが、偶然に見えてしまいました。

 問題はクライマックスで、主人公が全く動かなくなってしまうのが痛いです。試合の時点で、主役は選手達になり。主人公はただ祈ってるだけで、何のドラマもなくなってしまうのが面白味に欠けてしまうのだと思いました。メインの野球部員が2、3人しか描かれないので。活躍したりミスしたりする部員がいても「あなた誰?」状態で、物語に入り込めなかったです。

 それに主人公がどうして「マネジメント」の本を読んで、それが高校野球のマネージャーに通ずるものがあるのだと妄信的に信じるのかがわかりませんでした。周りの人間は誰一人応援してなかったのに、何故か主人公だけが「マネジメント」を信じるという動機の部分が全く伝わりませんでした。

 とはいえ、アイドル映画なのであっちゃんが可愛ければそれでよいのだと思いました。
昔原作読んだから懐かしい。
今有名な人もたくさん出てて、若い
ayko1

ayko1の感想・評価

3.5
AKBってだけで甘く見てたけど、ちょっと感動した。ドラッカーのマネージメントを読んでなくても同じ結果が得られたような気がしなくもないけど、みんなでひとつの目標に向かって頑張る気持ちっていいね。
そもそもこのチームが何で強くなったのかわかりません。わからないのでカタルシスを感じることができませんでした。

池松壮亮さん、セクシャルな場面ありませんでした。
瀬戸康史さん、女装しません。(きれいな顔立ちは素晴らしい)
野村周平さん、いったい何処?

と、その後活躍される役者さんが出演しているにもかかわらず、おもしろくない。あっちゃんかわいくないー。なんでなんでしょう。撮り方?

唯一の救いは、大泉洋さんのうじうじ感が見られたことです。このころからなんですね。ロッカーから出るの出ないの、ではないですけど、さっさとやれよーと思わせておいて、やっぱりやらない。素敵です。
(2012年8月のレビューです)
悲劇。
負の遺産。

今までみた映画の中で
一番ひどい。

まず脚本がぐちゃぐちゃ。
1から10までぐちゃぐちゃなので、
どこから突っ込んでいいかわからない。
逆にいえば、突っ込むことすらできない。
これはむしろ天晴れというべきか。

展開に違和感がありまくるので
最後は感動どころか嘲笑である。
第一ダメダメだった野球部が
あんなちょっと練習しただけで
甲子園など行けるはずもない。
甲子園をなめるでない。

そしてクサイ三文芝居の連続。
キャストの演技がとにかく下手。
「まじかよ」と思うほど
下手なシーンもあり、
巻き戻してもう一度見てしまった。

本来は実力派のはずの、
大泉洋や瀬戸康史の演技ですら
今回はまるでダメだった。

前田敦子にいったては
なぜ終始あんなにも
不機嫌そうな顔をしているのか。
“女優という仕事は私の本意ではない”
というメッセージを伝えようとしているのか。

しかし残念ながら
我々はそのような個人的なメッセージを
映画を通して受け取りたいとは願わない。


作品タイトルにドラッカーという
名前がついているが
ドラッカーの『マネジメント』が
チームに影響を与えているようにも思えない。
原作は未読だが、
私もドラッカーの『マネジメント』は読んだ。
読むたびに新しい啓発を頂ける名著である。
『マネジメント』はそんなに単純な本ではない。

なぜ、このような作品が
作られるのか?
監督は本当に真剣に作ったのだろうか。


今一番売れているアイドル“前田敦子”と
ヒット本『もしドラ』を使えば、
中身がなくても映画のヒットは間違いない。
そんな意図がみえる。
そして私のような映画ファンは、
このような図式の映画が大嫌いだ。

今回の場合はそれが特に顕著。
今まで見た映画の中で一番ひどい。
記念すべき作品。
駄作と一言で片付けるにはもったいない。

冒頭の言葉を繰り返す。
本作は、
大衆迎合が生んだ悲劇。
邦画界における負の遺産。

制作:2011年(日)
監督:田中誠
Mayu

Mayuの感想・評価

2.8
演技は置いといてあっちゃん以外のキャストの人たちも良かった
一生懸命にやる姿っていいですよねぇ
高校のとき自分もなんか頑張ればよかったなぁー、なんて。笑
えぶりでいカチューシャ懐かしい!
挿入歌のFlowerも映画の中で聴いたらすごくよかった
ぺあの

ぺあのの感想・評価

3.0
演技は微妙だけど、原作がああだからまあ良いか。でも、ドラッガーからの引用がかなり減ってたような気がする
ふと思い出した。
内容は覚えてないけど、Everydayカチューシャがホントにいい曲だった。
Junkei

Junkeiの感想・評価

3.4
期待してなかったけど、楽しめた。
原作小説を読んだときも思ったけど、物語の構造の原点のようで、ちゃんと感動して楽しめた。

野球はドラマが作りやすいし、難病物は悲しいラストが待っている。
卑怯なくらい定石すぎてダサいけど、まんまと感動させられた。あの会話が伏線とかわかりやすいけどいい。
簡単なんだなおれ。

映画を観終わって、ふとこれは、ドラッカーの「マネジメント」に則って、野球部が甲子園を目指す物語なんだけど、「マネジメント」に則って小説を書いて販売し、映画化にあたり脚本を書いた岩崎夏海の成功物語というメタ構造だと気づいた。それなりに楽しんだ自分が悔しい。
「監督をマネジメントできていないのはマネージャの責任」「マネージャはチームに成果を出させる責任がある」「大切なのはプロセスではなく結果だ」など、社会人としてビジネスの現場でマネジメントを職務として要求される人は意外にドキッとするセリフがちょいちょい出てきますね。そしてまさかそんなセリフを前田敦子の口から聞くとは思いませんでした。

大泉洋が腑抜けな監督なわけです。それが前田敦子扮する熱血マネージャの登場により徐々に気持ちが変化していくんですね。当初はスポーツを通じて高校時代に思いで作ろう!程度のモチベーションだった監督に勝利や甲子園に対する思いが芽生え始めます。特別前田敦子が何をするでもなく、彼女の熱意や存在がまわりに少しずつ影響を与えていくんですね。異質な存在があらわれることでイノベーションが起こるというドラッカーの著書まんまなわけですが、劇中同様、トップアイドルで演技の勉強なんてまともにしていない前田敦子が映画の主役を張る姿と映画の設定とが見事にリンクしていますよね。上映時間2時間の間で前田敦子自身が女優としてのキャリアにイノベーションを起こしているような感じですよね。川口春奈の幸薄めな美少女役も素晴らしかったですね。

私自身原作は未読ですが、もっと前田敦子が変な勘違いから買ってしまったドラッカーの著書にのめりこんで読み漁って没入する様子をもっと丁寧に見せてほしかったかなーと思います。いつのまにか本にたくさんの付箋が張ってあったりして、なんか観ているこちらは置いて行かれた感じになりますよね。また、いろいろと野球部の練習方法など新しい提案を持ち込んでくるのですが、どんなロジックで生まれたアイデアなのかという戦略づくりの部分も映画なら面白おかしく見せることできたんじゃないかなーと、いささかもったいない感じが。

映画全体的に静かでおとなしい雰囲気に浸っていて、ツラツラツラ~と物語が流れていく感じがして見応えはないかもしれませんが。また、念のために言っておくと野球好きの人をターゲットにした映画ではないことは間違いないでしょう。言うまでもないでしょうか。

前田敦子のふてくされ顔がいいですね。トップアイドルグループのセンターだったわけですから笑顔がまぶしいのは当然だとして、彼女はふてくされ顔が画になるんですね。なかなか稀有な女優さんですよね。この時点でもうアイドルではなく女優ですよね。アイドルから女優へのイノベーションですよね。演技がうまい!というよりもなんか目が離せない演技をする人ですね。劇中でもこのマネージャが野球部に与える影響を感じて部員の一人が「お前掃除機みたいだな」と言っていました。それはまさしくですね。前田敦子という女優さんにも掃除機のような吸引力を感じます。
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