Kevin

クリスマス・イン・コンウェイのKevinのレビュー・感想・評価

3.7
癌の末期患者である妻スージー(メアリー=ルイーズ・パーカー)と夫のダンカン(アンディ・ガルシア)は仲睦まじく暮らしているが、彼女の容態は日に日に悪くなっていく。
そこである日、ダンカンは自身がプロポーズした思い出の遊園地へ彼女を連れ出す。
しかし遊園地までの長い道のりはスージーには厳しすぎて結局引き戻すことに。
どうしてももう1度あの観覧車に2人で乗りたいダンカンはある決断をする。
その決断とはクリスマス・プレゼントとして自宅の庭に観覧車を作るというものだった...。

アンディ・ガルシアとメアリー=ルイーズ・パーカー、マンディ・ムーア共演で送るテレビ映画。

最近寒くなってきましたねえ☺
そうなってくると無性に観たくなるクリスマス映画!
自分クリスマス映画が大好きなので割と色々観てます!それらはもう少ししたら自己満で簡単にレビューしていくつもりです!
何故好きなのかと言うと第1に冬、またはクリスマスシーズンが1番好きな季節!第2に結構大きくなるまでサンタさんの存在を信じていた(笑)です!
たぶん小学校高学年くらいまで信じていたと思います。笑
僕の家では寝てる間に枕元の靴下の中にプレゼントが入っている訳ではなく、“夕食を食べ終わると家の周りの何処かに置いてある”というものでした!笑
毎年「今宵は何処ぞや」と兄と一緒に探したものです!
しかしその兄にいつだか「サンタなるものなど居らぬ。全ては夢幻よ。故に母上の仕業ぞ」という生々しい現実を突きつけられ落ち込みましたよそりゃ。
それでもやっぱりクリスマスが好きなのは変わらず!

とまあそんな自分なのでクリスマス映画を見つけたら観なくては!ということで探しているとあまり知られていない作品があるじゃないですか!
こちらの映画はテレビ映画ということもあってマイナーだと思いますが素敵な作品でした!

正直めちゃくちゃ感動しました。
ラストは感涙必須。
終始、登場人物たちが演技に見えなくて。
一つ一つの仕草、セリフが非常にリアルなんですよ。
特にアンディ・ガルシアの頑固ながらも妻を心から愛する姿に胸を打たれました。
M=ルイーズ・パーカーもこんなこと言っちゃ悪い?けど「本当にもうすぐ死んでしまうんでは??」と思うくらい絶妙な演技。
役者側、制作側が泣かせにいこうってのがわかると一気に冷めるんですが、本作は全くそうゆうのがなくて。

クリスマス映画としてはどちらかと言うと大人向け。
ドラマの部分に重きが置かれているのであくまでもクリスマスはサブです。
ただやっぱ映画にクリスマス要素が加わるだけでよりキラキラしたものになります。
別にクリスマス要素が薄いって訳では無いですよ!

クリスマスっていいですよね。うん、ほんとに。
Kevin

Kevin