このレビューはネタバレを含みます
解離性人格障害患者による３人の女子高生誘拐監禁劇。シャマランらしい適当サイコスリラー。そう言えば「24人のビリー・ミリガン」読んだっけなぁ。シャマランには騙されっぱなしなので観まいと思ってたが、同僚に薦められて観てやっぱり騙された。続編ありきで作ってるのか謎だらけ。シャマランの目的が分からん。これまで観た彼の作品にエロシーンが無かった気がするが、今回は男女共に微妙に 脱がせたかったのか？そしてオープニングから随所でヒッチコックっぽいぞ。思わせぶりで期待させる相変わらずのやり口。あの娘が、叔父から性的虐待を受けてたから助かったの？自分も虐待されてたから？犯人の犯行動機がよく分からん。役者は皆頑張ってるが、結末ちゃんと説明しないで演出してるのではないかしらん？どこに向かってるか分からないで芝居してる気がする。「トランス」以来久々に見たジェームズ・マカヴォイ、別人かと思った。確かに怪演。独特な顔立ちのアーニャ・テイラー＝ジョイは可愛かった。他の女子高生二人居なくても良かったのでは？脚本上あまり機能してない気が…。「アンブレイカブル」の列車事故絡めた無理くり続編設定が納得いかん！締まらん終い方がけしからん！1作内だけでは飽き足らず、続編に結末先送りにしてると見た。 怒りが収まらんし「Mr.ガラス」も観る気にならん。
