エイデン

ゾンビシャーク 感染鮫のエイデンのレビュー・感想・評価

ゾンビシャーク 感染鮫(2015年製作の映画)
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アンバーとソフィの姉妹、そして友人のブリジットが働くバーに、アンバーの彼氏ジュンナーが現れる
ネットで見つけた格安チケットを手に入れたという彼は、“レッドプラム島”へバカンスに誘いに来たのだ
そのチケットは4人でグループ割引が効くということもあり、アンバーだけでなくソフィやブリジットも一緒に行くことに
一方 レッドプラム島の研究施設では、パーマー博士と同僚のロジャーが昨日の騒動で研究対象のサメが消えたことを問題視していた
このままでは危険だと考えたパーマー博士は、警備責任者として雇った民間軍事会社のケイジ軍曹に、サメを捕らえるよう命じる
嵐まで近づく予報がある中、ジュンナーはそれに気付かず準備を進めながら、アンバーら姉妹の両親の電話に対応していた
絶縁状態のアンバーや最近家を出て姉と暮らすソフィのことを心配する両親を何とか説き伏せたジュンナーは、自ら運転するボートで3人と共にレッドプラム島へとやって来る
陽気なキャビンの管理人レスターに鍵を貰い話を聞いていると、この島は昔“シャーク・アイランド”と呼ばれるほどサメが出ることで有名だったと聞く
その頃 キャビンや島の寂れた様子を気に入っていないブリジットは、1人ビーチで日光浴を始めるが、近くにサメの死骸が打ち上げられ、騒ぎになっていると気付く
彼女に呼ばれてジュンナーらもそこに駆け付け、珍しいサメの死骸に写真を撮り始める
そのサメは腹部にえぐれたような傷を負い、死んでいることは明らかだったが、突然 息を吹き返し、ジュンナーの脚に食らい付く
近くにいた保安官が発砲するも、サメは怯むことなくそのままジュンナーを食らい尽くしてしまうのだった
恐怖に駆られた3人はボートで島を脱出しようと試みるが、鍵はジュンナーと共にサメに食べられてしまったと判明
保安官もサメの餌食となり、助けを呼ぶためのスマホも海へと落としてしまった3人がボートの無線で助けを求めると、それは偶然にも研究施設のパーマー博士とケイジ軍曹に繋がる
そうしている間にも被害は拡大していくが、そのサメにはある秘密があり・・・



ゾンビ化したサメの恐怖を描くパニック・ホラー

B級映画を代表する花形トップスタアであるゾンビとサメがついに夢のコラボ
ゴールデンタッグの掛け算によって誕生したゾンビシャークが大暴れする
マイナスとマイナスを掛ければプラスに転じるけど、今回はゾンビとサメなのでちゃんとB級クオリティなのはさすが

とはいえ実験でゾンビシャークがメインなので、ゾンビ3:サメ7くらいの割合
ただ謎科学理論により噛まれたらゾンビ化するという不思議機能がゾンビシャークには備わってるので、ゾンビもちゃんと出る
陸からゾンビ、海からゾンビシャークという挟み撃ちによって追い詰められるサバイバル具合はかなり雑だけど終末具合すごくて嫌いじゃない

ぶっちゃけそれ以外は語るに及ばない程度のクオリティ
サメのエサ(人間)ドラマ、アクション含めほんわかぱっぱな内容だけど、ワンアイディア極まるB級サメ映画の中では観られる方なので観ましょう
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