コウノゴイチ

関ヶ原のコウノゴイチのレビュー・感想・評価

関ヶ原(2017年製作の映画)
1.0
「予習必須の早口時代劇。」

司馬遼太郎の歴史小説の映画化。一度1981年に3回にわたりテレビドラマ化している。残念ながらイマイチノレなかった。

まず、一見さんお断りというかある程度原作を読むか歴史を知らないと何をやってるか全くついていけない程、説明や状況の補足が無い不親切ぶり。自分は歴史は詳しくないし原作も読んでないので、最初から最後まで良く分からなかった。

かといってある程度分かってる人が見ても多分楽しめないんじゃないかと思う。その理由は色々あるが、まず誰が誰だか分からない程の人物の多さ。掘り下げもなくさっさと進むもんだから次出てきても誰だったっけ? となる。掘り下げをせず、華添える為のヒロイン、初芽には時間は割く顛末。このヒロイン、正直いてもいなくても物語が成り立つし、有村架純自体が時代劇離れしてるのでどうにも浮いた印象しか無かった。

あと登場人物全員が早口で捲し立てる為、字幕を付けないと何言ってるか分からんのも難。余計なサイドエピソードを入れるヒマがあれば、もっと余裕を持たせて喋らせて欲しかったわ。

良かった点を敢えてあげるとするならば家康の狡猾さが良く出てたことと関ヶ原の合戦がそこそこ見れたコトぐらいか。とにかく残念なデキだった。余談だが、前に見た「忍びの国」に次ぎ、2作連続で時代劇、しかも伊賀が出てくるモノを見るのは偶然でも珍しい。