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ゴールド/金塊の行方のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールド/金塊の行方(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

予告編を観て、面白そうじゃん!と思い、劇場へ。

起死回生のインドネシアで金鉱を堀当てた、と大喜びするが、証拠(金の塊)がいつまで経っても出てこないので、自分は嘘なんじゃねえの?と思った。ら、案の定、嘘。みんないい加減ね。

金のツルハシの賞を貰って、あんなカッコつけて演説して、嘘でした。ってヤバすぎ。雑誌のインタビューで主人公が「過程よりも結果が大事だ」、と言っていたのも、大金(結果)しか見たくなかったから、過程に目を当てたくなかったのであろう。

FBIの事情聴取で主人公が言った、「数値が良すぎて怪しいとは思った。でも、見たいものしか見なかった。大金に舞い上がっていた。」といった発言は説得力あるな、と感じた。
「大金に執着している」という発言も味わいがあった。

それにしてもニューヨークのウォール街か何かよくわかんないけど、投資家っていうのは不思議な仕事だなあ、と思った。儲けそうな雰囲気を感じると、いっぱいお金が集まって、本当に儲けてしまう。1988年の出来事だから、今はもっと魑魅魍魎の世界なのでしょうかね。

他のレビューでも皆さん書かれていますが、主人公の演技は素晴らしいと思いました。
ただ、話がそれほど面白くなかったです。序盤も結構あっさり金鉱見つけた!となるし、成功からの転落も何かあっさりしてるし、大ラストの小切手も、嘘で稼いだ金じゃん。と自分は醒めてしまっていた。どんな方法でもいいからお金を稼ぐということを魅力に感じている人には素敵なお話なのかも知れませんが、自分には特に響かず。

とにもかくにも全編に渡ってあっさりし過ぎており、ハラハラドキドキワクワクが無く、見応えがありませんでした。

本編を観て、あっさりしてたじゃん!と思い、家路へ。
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