ぶちょおファンク

抱きたいカンケイのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★2 終盤★4

いつだって恋は想定外なんだ。

仕事で忙しく愛も信じない彼女が彼に望んだのは面倒な恋愛ではなく、
カラダだけの関係…っという基本設定はどうかと思いましたが。。。

恋愛って自分の一部分(ヒトによっては全部?)を相手に預け共有するコトやと思うんです。
けど彼女はそれをするのを恐れ、
喧嘩もしない、嫉妬もしない、干渉もしない、
ただ時折セックスだけして自分のココロの隙間を埋め寂しさを少し満たす。

相手と深く関わらないコトで自分を傷つけない、守る術としてそういう関係を築くのが自分の性(しょう)に合っていると勘違いしてたんでしょうね。
けど自分の中でそんなに大切ではないと思っていた彼の存在も、
離れて失いかけてその大切さを初めて気づく。。。

締めに向かうまではラヴコメで笑えるもののそんなにロマンちっく感はなく、
最終着地点は観ている誰もが考えている通りだったとはいえ、
キレイにまとまっていて決め台詞からの演出も微笑ましくそこそこ面白かったです。

2017年241本目