燈火の作品情報・感想・評価

燈火2016年製作の映画)

製作国:

上映時間:81分

2.7

監督

出演者

「燈火」に投稿された感想・評価

『ハッピーアイランド』の清川隆監督の新作をジャパンプレミアで。
前作のゴア表現に拍車をかけた作品という予想は裏切られ、ものすごく静謐な屋敷ホラーでした。

交通事故で亡くなった恋人の実家を訪ねると、そこは人も通わぬド辺鄙な場所だった。そこで一人暮らしをする母親も、いるはずのない誰かと会話をするなどどうも様子がおかしい。そして次第に彼女はその家から抜け出すことができなくなり...というお話。

屋敷ホラーはもはやジャンル映画でもあるので、プロットは大体似た感じなんですよね。どう独自性を出すかが勝負になる。
本作では屋敷が自らの延命をするという行動にでます。一人息子が死んでしまい、このままだと自分は空き家になり朽ち果ててしまう。嫁がやって来たこの機会を逃すわけにはいかないと。(自分の勝手な解釈です)

地味ながらもじわじわくる恐怖感がJホラーらしく、たいへん好ましかったですね。直接的に怖がらせる演出がないのも良かった。そこに物足りなさを感じる人も多いだろうけど。

清川監督、切株映画だけじゃないんだなと感心しましたね。ウォッチし続ける価値はありそうです。

上映後のトークでは、撮影中の怪奇現象エピソードがコワ面白く、ポスターを担当した伝説のデザイナー檜垣紀六さんの貴重なお話が興味深かった。本映画祭のなかでも秀逸なプログラムだったと思います。
カナザワ映画祭のプレミアで鑑賞。

ミニマルすぎるほど静謐で上品に出来てるJホラー。好印象。
独居で息子の結婚だけが楽しみだった母親の末路が辛すぎて、個人的にホロッとしてしまった。

鑑賞後監督のトークショー有り。失礼ながら監督本人の話よりも今回ポスターを手掛けた檜垣紀六御大によるアートディレクション裏話が何よりも素晴らしかった。時計じかけの時にキューブリックと邂逅したとか、サスペリア・バーニング・ランボー等々のデザインについてとか…有難すぎて後光が差していた。
【カナザワ映画祭2016九本目】
『ハッピーアイランド』清川監督の最新作。前作がゴア描写中心だったのに対し本作は屋敷ホラー。眠かった、というか寝た。雰囲気はすごい良かったと思いますがいかんせん展開がスローでしたね。
カナザワ映画祭にて鑑賞!

彼氏を交通事故で失った女が、不可解な事象に悩まされたため、供養のために彼氏の実家を訪れるって話☆

直接的に霊的攻撃が加えられるわけではなく、ジリジリと不穏な空間に引き込んでいく恐怖が描かれる。

そのためなかなか話が展開していかないため、その辺がわたくし的にはちと辛く感じてしまったが、雰囲気はスゴくいいので、“屋敷ホラー”が好きな方にオススメな一本(* ̄ー ̄)
TaiRa

TaiRaの感想・評価

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清川監督がホラーマニアなのは、前作で十分伝わった。ゴア系専門と思いきや、今回はJホラー的。監督としては、その原点の『回転』などの怪奇映画を意識したらしい。

ただ前作もそうだったので監督の作風なんだろうけど、リズムが異様にゆっくりなので話が動き出すまでが長い。前作のアッパーなオッさんに対して、今回は、基本ダウナーなので後半もノリづらい。カナザワ映画祭のハードスケジュールで疲れていたのもあって、途中寝た。