美しいものを
いつまでも眺めていたい
という欲求を満たしてくれる映画。
イタリアの美しい景色の中、
短パン姿の美しい二人が、
背徳感を感じながらも
美しく惹かれあう。
これが耽美というものか。
耽美主義者ではないけれど、
美しいものは見ていたいじゃないの。
この二人なら
そりゃ惹かれあうでしょうよ。
彫刻の美しさを
熱弁するパパが象徴的。
美は時空を超えるよね。
きっと全てを理解している
パパの言葉が胸に沁みます。
アーミーハマーが24歳に見えないとか
今さら言うつもりはないが、
踊る姿がおじさんぽくて
そこだけ少し萎えた。
映画のタイトルが秀逸。
キャッチーだし、ミステリアスだし。
あの感情と経験は、きっと財産。