ペルシャ猫

君の名前で僕を呼んでのペルシャ猫のネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

なるほど。”燃ゆる女の肖像”はこの映画の影響をモロに受けた作品だったのだと認識した。

“燃ゆる〜”と違って身近にsupportiveで理解を示してくれる人(家族の存在は大事ですね。オリバーの両親の寄り添い方は良かったなぁ)がいたので、比較的にオープンでやりたいことにフォーカスできてるというか、伸び伸びと愛を確かめ合って噛み締めてる感じがとても健康的で視覚的にも美しかった。なんだか爽やかな気持ちになれた。

恋愛って性別関係なく美しい人が演じていると不思議といつまでも眺めていられるというか、芸術として捉えて消化するので全然生々しくない感じがする。

この映画は特に、配役に留まらず、ファッション、食べ物、自然、音楽といった細部までのこだわりが感じられて、観てて芸術的、オシャレって言葉が出てくる。
サントラも気に入って一時期聴いてました。


※成仏レビュー