キム・オクビン目当てで観たんだと思いますたぶん。
どえりゃあむずかしい。状況説明が、行間読ませる感じの会話劇で繰り広げられるので、何度も巻き戻した。何時巻き戻してもわかんなかったとことかあった。トータル観終わるのに3時間くらいかかったんやないかな。
けどそのへんの機微はわかんなくても、じゅうぶん楽しめたような気がします。倫理観がドストライクで、ラストのなんともいえないやるせなさもぐさぐさと刺さった。観てよかった。
世の中には、どこにも正義なんてない、かなしい出来事なんてごまんと転がってるんだけど、どうしたってひとはそこに二元論を持ち込みたがる。白黒つけずにはいられなくなる。ましてやそれを多数決で賄おうとしてしまう。
でないと割り切れないのは重々承知なのだけれど。
なんでこんな世界になってしまったのか。
キム・オクビン。俺なんでキム・オクビン目当てで観てたんだろう。←いったいどういう了見だ。
顔面はドストライクです。でもなに始まりで知ったのか覚えてないのでもやもやします。