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マリオ・バーヴァ 地獄の舞踏のhideharuのレビュー・感想・評価

3.0
2019.12.18 DVDを再見。
イギリスでは「クレージーキラー/悪魔の焼却炉」のDVDの特典映像として収録されていました。

日本でもバーヴァの作品はホラーを中心に劇場公開されていますがやはり注目を集めるようになったのはレンタルビデオの時代を経てDVDのように手軽にソフトが購入できるようになってからかと思います。ちなみに自分が最初に見たバーヴァの作品は「新エクソシスト/死肉のダンス」のテレビ放映だったと思います。

バーヴァと仕事をした関係者から友人や家族へのインタビュー、そしてバーヴァを敬愛するジョーダンテやティムバートンが彼の作品について熱く語っています。

前半では彼の人となりが語られ、そして主にゴシックホラーと呼ばれるジャンルの作品「血塗られた墓標」「ブラックサバス」「処刑男爵」などが紹介され、後半ではジャーロを含めホラー以外での活躍振りが紹介されています。
その中で「血まみれの入江」は「13日の金曜日」などスラッシャー映画に影響を与え、よく言及される事ですが特に「パート2」ではまんま「血まみれの入江」の殺人描写を模倣していることが分かります。
そして「バンパイヤの惑星」と「エイリアン」についても語られています。

これからも彼の作品が忘れられることは無いと思います。
1時間程度のドキュメンタリーでは彼の作品のほんの一部しか紹介できていないのが勿体無いです。
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