レザボア・ドッグスのきょうのレビュー・感想・評価

この時代のクライム映画は何だか沁みる物がある。
ダイヤ強盗に失敗したとある犯罪グループのいざこざが描かれる作品。

低予算感は否めないが、長回しで飛び交う怒号や距離のあるカメラワークなど、まるで舞台を見ているような感触だった。

そのため、ストーリーよりもキャラクター同士の会話や関係性に重きが置かれており、人情と裏切りの果ての結末は虚しさが広がる。。

くだらない話をしながらチームでテーブルを囲み、その後スーツ姿で並んで歩いていくOPの渋さは異常。