カミヤ

オアシス:スーパーソニックのカミヤのレビュー・感想・評価

3.6
映画自体はバンド結成(というか主にレーベル契約の1994年)から1996年のネブワースの25万人ライブまでの約2年間(驚!)のドキュメンタリー。ナイスな名曲の数々とテンポの良い映像編集でコーヒーでなくビールを飲みながら観たくなります。
自分にとってオアシスは、最もちゃんと音楽を聞いていた中高生時代(1986-1992)から少しズレています。高校生時代にストーン・ローゼズ 、ハッピー・マンデイズ 、シャーラタンズ 、インスパイラル・カーペッツあたりのいわゆるマンチェスタームーブメントにズブズブにハマッていた身としてはオアシスはブラーと横並びのマンチェブームフォロワーの
ブリット・ポップの1バンド、ゴシップの多いお騒がせバンドとしてしか認識しておらず、なんであんなに人気あるんだろう??ケッとか思っていました。(大学生だった当時はサブカル糞野郎気取りの上から目線だったのです(笑)その後、社会人になりフジロックなどのフェス参加をきっかけに、音楽を再びちゃんと聴くようになって、改めて、その音楽性の高さ(=普遍的なカッコよさ)に感心し遡って聴いていたクチです。
そして、フジロックやサマソニで観たい観たいと思っていながらも、ニアミスを繰り返し(自分が参戦した別日に彼らが出演している)まあいいや、いつかは観れるだろうと思っていたらまさかの解散(泣)もう2度とライブを観ることができない現在、この映画で大画面&爆音でライブ映像が見られたのは超良かった!! 特にラストのネブワースのライブでは周囲180度からオーディエンスの大歓声が聞こえてくる感じは、実際にライブ会場にいるかのような気分になれるので音響の良い映画館で観ることをオススメします。
#ノエルとリアムは意外と仲良しだった
#そして何故かお母さん目線で見てしまった
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