ばーどイヌサンローラン

エゴン・シーレ 死と乙女のばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.2
エゴンシーレとクリムト…

20世紀初頭に活躍した画家エゴン・シーレの28年の短い生涯のうちの死ぬまでの8年間を描いた伝記映画。

もったいない。

非常にもったい。

28歳で風邪が原因で死去。

クリムトぢゃなく、彼がウイーンを代表する画家になっていたかも?だってクリムトは知っててもシーレのことは知らない人、多いですよね?なにを隠そう、隠してないが、わたしもそうでした…。

基本、芸術家って女にだらしない人が多いのは、何故なのか?

昨年末に観た『ブルーに生まれついて』のチェット・ベイカーも女にだらしない男の典型だったし。

でもモテるんだよね〜

多分、純粋なんだろうな。

だって、芸術に対する態度、向き合う姿は、純粋そのもの。その為に女といる?てか、女を道具としか思ってない?愛なんていらないの?と思ってしまう。

多分、そうなんだろう。

愛はなくはない、でも、それは彼の中で、それ以上なのだろう。

分かる気がするし、でも、こんな奴に惚れたら、大変だ。

自己中で、自分のことしか考えてない。

スキャンダラスで飽くなく美の探求に生き、芸術に全てを捧げた、彼の人生が画面いっぱいに広がってくるエゴン・シーレの自伝映画。


エゴン・シーレを演じる俳優さん(ノア・サーベトラ)はモデル出身だけあって、かなりのイケメンです。






タイトルの『死と乙女』は最初『男と乙女』でした。


それが、どのようにして『死と乙女』になったか?


気になる方は是非、劇場に!