『 家は暮らしの宝石箱でなくてはいけない 』
冒頭に出てきてハッとさせられたのですが、さすが建築家。コルビュジエの言葉だったのですね。
津端修一さん
津端英子さん
強い個性の持ち主である建築家のご主人
自身の考えをしっかり持ち 実践する奥様
このお二人の日常を見つめたドキュメンタリーです。
笑顔がとても素敵な津端ご夫妻
本当にお似合い!!
日々 丁寧に大切に。そして、真摯に向き合い 過ごされてきた歳月が表情に表れていますね。
お二人が並んで座る姿･穏やかで優しい笑顔を見ていると、いろいろなことが思い出され 涙が出そうになります。
こんなにお互いを理解し･寄り添い･支い合える人に出逢えるなんて、運命ですよね。
丁寧な生き方･思いやり
率先して行い文句を言わない
そして、あらゆるところで聞こえてくる“ありがとう”という言葉
相手に多くを求めず、諦め･引くことも必要
いろいろ学ばせていただきました
たくさんの野菜とフルーツを育てている津端ご夫妻。その一つ一つ、それぞれに対して愛情が感じられます。
黄色く塗られた手作りのボード。作物の名前とともに、添えられた一言がとてもいいですね。
津端ご夫妻も、作品では語られていない様々な苦労を乗り越え 今の生活を送られていると思います。
斜めに観てしまう方
素直に感動される方
感銘を受ける方…
ドキュメンタリーなので、いろいろな捉え方があると思います。でも、この笑顔は本物。
自分が一つ一つ選択し歩んできた人生
それによって就いた職業･得られる収入
そして 経験や感性…
それは、人それぞれです。
私もついつい人と比べてしまい 自分を見失いそうになる時がありますが、目先の利益にとらわれず 私自身が本当の豊かさを感じられる。また いつの日かお二人のように、にじみ出るような素敵な笑顔を自然と出せる人生を送っていきたいです。
