冒頭の駆け引きめいたやり取りがいいですね。ザンドラ・ヒュラーの、心を透かし見るような眼差しがスゴくいい!
そして “理知的な面” と、子どもらしい “迷い・戸惑う姿” を見事に演じきった息子役のミロ・>>続きを読む
レミとレオ
この年代って、本当に難しい
まわりの目も気になるし、冷やかされるなんて以てのほか。
環境が変わると新しい友人といつもと違うことをしてみたくもなるし、なんだか今までの仲が鬱陶しく感じ、つ>>続きを読む
増幅する能力
効果的な不協和音
歯止めをかけず暴走する姿が、
全く 末恐ろしい⋯
終始、不穏 且つ 不安定。
とにかく不気味で息苦しくて、どうにか気持ちを切り替えたかったのですが、「 やっと解放さ>>続きを読む
個人的に苦手意識のあるポール・トマス・アンダーソン。そのため、勝手に構えて観賞していたのですが、颯爽と駆け抜ける冒頭がキラキラしていて眩しくて、意表を突かれるパターンからスタート(笑) でも、このシー>>続きを読む
あまりの熱演に動揺し過ぎて、気持ちの整理と理解が追いつかない⋯
やはり、彼には “華” がありますね。
誰もが羨む “天性の才能の持ち主” とは彼のことを言うのだと心から思いました。
レスリー・チ>>続きを読む
今まで、実生活や映像などの世界で多種多様な性格の女子達を見てきた結果【 やっぱり女性って恐いし陰湿だよね 】と思っていましたが⋯
いや~
男性陣の嫌がらせもなかなかなものですね。( この土地での生>>続きを読む
誰にだってある、知られたくないことや公にしたくないこと。
どこまでが真実でそうでないかは本人にしかわからないし、それでいいと、私は思います。
辛く悲しく、理不尽なことが横行していたあの時代
後退す>>続きを読む
小さな出来事に気がつき
ちょっとした変化に喜びを感じる
何に価値を感じ、大切にするか
追い求める幸せや理想は人それぞれ
現実的ではないし、綺麗事と言われればそれまでなのかもしれない。でも、この二人>>続きを読む
絶句
あの過酷な状況下、よく生きていたなぁ⋯ と。
あまりに続く悲惨な情景になかなか切り替えが出来ず、現状を上回る、ありとあらゆる暗転を想像しながら観賞していたのですが、兄がクラブに連れて行くシー>>続きを読む
思い出と想像と補填の境界
何も知らない空港でのお別れのシーンが無邪気で可愛く、そして、対照的な父親の、全てを愛おしく焼き付けるかのような表情がとても切なくて、辛く苦しく忘れられない。
始めは、なぜ>>続きを読む
眠れない夜にぼんやりと
何も考えずに眺めていたい作品
リベロの優しい笑顔と人柄に癒され、彼の言葉を聞いていると、心が自然と穏やかになりました。
そしてなにより、落ち着いたトーンが最高に心地よい。>>続きを読む
もちろん、公認の件や原作は別の作家であることも承知していましたが、文体やマーロウ自身の言動にちょいちょい引っ掛かりを感じ、いちいち余計な事を考えてしまうため、原作は潔く半分程で断念。
ただそのお陰で、>>続きを読む
心配だったんだよね。
自分と重ね合わせていたんだよね。
そして、居ても立ってもいられなかったんだよね⋯
簡単にいうと、ただただ事件を推理しながら地道に解いていく様を眺めるだけの非常にシンプルな作品な>>続きを読む
「 出会わなければよかった 」
思い詰めてしまうほど好きになれる人に出会えるなんて、なんだかちょっと、羨ましかった。
見方によれば、ただ縋っているだけなのかもしれない。
でも、誰かのために何かして>>続きを読む
「 自分は違うんだ 」
「 あんなやつと一緒であるはずがない 」
でも、まさか自分が、同じ一面を持っていたなんて⋯
結局どれだけ時間が経っても、呪縛である “根源” から逃れることは出来ないのかも>>続きを読む
いや~。もの凄いカオス(笑)
なんかもう、途中から理解するのを諦めました。
こういう作品は考えずに、ただただ感じるまま受け入れて、楽しめばいいですよね!
キー・ホイ・クァンがいきなりキリっとなると>>続きを読む
ジャイモン・フンスーとレイフ・ファインズって、そんなことも出来るのー!!!!!! ってなりました(笑) 彼らのアクションシーンだけ切り取って、もう一度観たい! あともちろん、リス・エヴァンスのあのシー>>続きを読む
1920年代の横行等、一応心の準備はしていたのですが【 豪勢 × 猥雑 × 狂気 etc. 】の表現が想定を超えていて、私には合わなかった。
ブラッド・ピットの哀愁漂う表情は心に残っているのですが、あ>>続きを読む
孤島の風景。
そして、バリー・コーガンやケリー・コンドンをはじめ、俳優陣の演技は素晴らしいと思ったのですが、( あと、ロバのジェニーがめちゃくちゃ可愛かった!) 神話や信仰のような捉えどころがない雰囲>>続きを読む
頑固でわがまま。
悪態をつくし、しれっと嘘も言う。
正直で飄々としていて、見ていてイラっとする時もあるけれど、ユーモアがあってなんだか憎めない。老齢になっても愛される人間でありたいですね。
この渦中の>>続きを読む
内容が内容だけに、またその内容が想像以上にえげつなく、気がつくと、会場全体が息をのみ、真剣且つ緊張感を持って臨んでいるのが伝わってきて、いつもとは異なる雰囲気を感じながらの観賞でした。
寡黙で、常に>>続きを読む
生い立ち
育った環境
家族のこと
劣等感を感じていたこと
そして 唯一の後悔と、アカデミー賞への想い⋯
この作品で語られるモリコーネは私が初めて見聞きする事ばかりで、多くの作品で彼の曲を聞いていたに>>続きを読む
人はいつから
ずる賢く、小賢しくなり
誰かを傷つける事を覚えるのだろう
たった一人で懸命に生き抜いてきた少女が大人の女性へと成長。そして、そんな彼女を傷つけ、怒らせてしまうなんて⋯
冒頭の俯瞰の映>>続きを読む
非を認めない/謝罪しない/嘘をつく
明らかに虚偽なのに、普通に裁判に顔を出してくるって一体どういう心境なんですかね?
様々なエピソードがあるためあまり好みではないパートもありましたが、こういう人間>>続きを読む
このストーリーに、あの史実が絡んでいるなんて思っていなかった⋯
サスペンスフルな内容とは裏腹に、淡々と展開していくストーリー。突然誰かが取り乱し、この静けさが崩れてしまうのでは⋯!? と、非常にそわ>>続きを読む
聡明で誠実で穏やか
そんなヤンの膨大な記憶は、辛く切なく 悲しくもありますが、とても温かく 優しさに溢れ、彼が見つめるまなざしはもう、家族そのものでした。
ヤンも、ミカ役の子も
コリン・ファレルも>>続きを読む
監督と邦題とポスターに惹かれて観賞。
謎めいていて素敵な邦題だなぁと思ったし、それは観終わった今も変わりませんが、ストーリーが見えた時、原題と英題がとてつもなく響き、その重みに胸が締め付けられました>>続きを読む
決して投げやりに考えているわけではなく、一人で悩み抜いた上で結論を出すけれど、結局相手と向き合わず、半ば強引に自分自身を納得させていること、ありますよね。
近しくないからこそ その言葉や理解が余計に>>続きを読む
ママって呼びたいよね
何が正解で
どうすることが正しくて
子どもにとって一番幸せなことって、なんなのだろう。観賞後、気がつくと自然といろいろ考えていたのですが、なんだかわからなくなってしまいました。>>続きを読む
ただ当たり前の事なのに、美談にしようとする恐さ
取り返しのつかない事になるなんて分かりそうなものなのに、周りに踊らされ、そのことにすら気がつかない恐ろしさ
私は、監督に感情を操られているのでは!?>>続きを読む
やっぱりダン・フォグラー大好き!
ジェイコブは本当、魅力的なキャラクターですよね。そして、マッツもさる事ながら、哀愁や抑えていてもフェロモンだだ漏れなジュード・ロウが、演技も上手いし素敵で役にぴったり>>続きを読む
いやぁ~。古舘寛治さん良かった(笑)
そして、サイモン・ヘルバーグもやっぱり上手いしなんか好き!もっといろいろな作品で彼を観たい!!
スパークスとレオス・カラックスが織り成す冒頭に心をつかまれ、マリ>>続きを読む
辛かったんだよね。きっと。
大切な思い出に上書きなんて、出来ないよね。
進行は、非常に静かで緩やか。
謎も多く、初めて触れる感覚という印象の作品でした。そして、気がつくと、彼のことを理解したくて、理>>続きを読む
なんとなくウィリアムズ姉妹は気が強く、苦手なタイプかなぁ? と、勝手なイメージから思い込んでいたのですが、この作品を観てちょっと好きになったし、当たり前ですが、改めて今までの偉業とそれまでの努力は尊敬>>続きを読む
ケイト・ブランシェットとブラッドリー・クーパーが対峙するシーンは濃密で、まるで舞台を観劇しているかのようでした。
良く出来たストーリー
まさに、人間の “性” を見たかのよう。
私も彼の立場ならば、>>続きを読む
うんうん。そうだよね。
海の向こうでも新しい友達が出来るとか、今よりもいい生活が出来るとかそんなこと言われても、君にはまだわからないよね。
だって今ある世界、近所の人達が全てだもん。
慣れ親しんだ町、>>続きを読む