このレビューはネタバレを含みます
津端修一さん、90歳。
奥様の英子さん、87歳。
このご夫婦を追った、ドキュメンタリー作品です(^^)
このお歳になられても、
「彼女は僕にとって最高のガールフレンド」
と言われるほど、ほんまに素敵なご夫婦でした( ´∀`)♬
お互いの事を、さん付けで呼ばれるのも素敵でした(^^)♬
お2人がお住まいなのは、
愛知県春日井市高蔵寺( こうぞうじ)。
建築家の修一さんは、かつて日本住宅公団勤務時に、高蔵寺ニュータウンの計画と設計に携わることになった。
僕は以前、仕事で春日井市にいた事があったのでとても親近感が湧いて、観たかった作品でした(^^)♬
当時住んでたのは、お隣の小牧市ですが。
イチローの実家がある、豊山町もすぐ近くにあります。
結婚されて65年間、共に過ごされて、お2人はゆっくりと、コツコツと時をためて過ごされてこられます。
尊敬する建築家の方を真似て作った自宅。畑で沢山の果実や野菜を育て、英子さんがご飯を作り、修一さんが美味しいと言う。
その修一さんの言葉に、英子さんは喜び、そんな日常が日々続いている( ´∀`)
ほんまに、時が止まったような素敵な空間でした♬
美しいというか、なんというか、豊かに生きるってこのような事を言うんだなって感じました(^^)
ずっと、お2人の仲睦まじい姿が見れると思っていたその中で、修一さんが亡くなられた時はびっくりして、言葉が出なかったです。
しかも亡骸まで映って、寄り添い言葉をかける英子さんの姿には涙が溢れました。
ドキュメンタリー撮影期間中に亡くなられたそうで、そこまで撮影許可が降りた事もすごい事やと思いました💦
よほど、撮影スタッフの方達と信頼関係が築かれていたんだなと感じました。
お一人になられた英子さんは、その後も毎日修一さんの分のご飯も作って、お供えしている。
きっと、修一さんは美味しいと言ってくれてると思います。
「風が吹けば、枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば、土が肥える。土が肥えれば、果実が実る。こつこつ、ゆっくり。人生フルーツ」※作中より引用※
ご苦労も多かったでしょうが、
このお2人の様な人生を過ごすことが出来れば、心豊かに生きる事が出来そうです。
観てよかった( ´∀`)♬
自分も、こつこつ、ゆっくり、人生フルーツで行きたいです(^^)