実際の事件をモチーフに描かれたジャック・レイナー主演の2012年の作品。しかも監督は『ルーム』『フランク』などのレニー・アブラハムソン。
実際には旧作なんだけど、TSUTAYAでは、新作です。ジャック・レイナー効果ですよね。
ま、かっこいいから、許す!(←意味不明)
普通のいまどきの学生たちの他愛もない青春映画だと思って観ていたら、アラっ!?
前半はお金持ちのボンボンたちのちょいチャラな青春ストーリーで、後半は…
ちょっとした弾みで友人を殺してしまった主人公の葛藤と苦悩を描いている。
うーん、誰にでも起こりうることだよね。
起きてしまったことは仕方ない。
ぢゃ、どうする?
えーっ⁈
隠すのだ!ひたすら!隠蔽!
でも、亡くなった友人の葬式で、母親が『息子が殺された時、大勢いたのに誰も情報提供しない。誰も何も覚えていないの?』と泣きながら訴えた時、俯き、涙し、一旦は自首しようとするのだ。良心が一瞬だけ、現れるのだよね。
だけど…
だって僕には、嘱望された前途有望な輝かしい未来があるんだよ!それを捨てるなんて、出来ない!!!
って、ことで、闇に葬ってしまう!!!
えーっっっ…
ダメぢゃん!!!
因果応報ぢゃないけど、神は見てますからね!的に、天罰が下るとかもなく、The End…
コレはダメですね。
実際の事件ってことだけど、ホントはどうなったのだろうか?