うろもとうとか

THE BATMAN-ザ・バットマンーのうろもとうとかのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まずドストライクなキャスティング
マットリーブスらしい研ぎ澄まされた
目を引く描写の数々
にしてはあっさりと縮まる
ブルースとセリーナの距離感やらを筆頭に
安易?な行き着きだったり
人間関係の描き方はちょっと
画に追いついてないようにも感じたけれど
(それもまた青さによるものだと表現したいのか?)
まだ青いバットマン
というよりまだ青いブルースの描き方
未成熟なブルースウェインが
こんなに魅力的な存在に感じられるとは
バットマンよりブルースウェインである時間を
こんなに長くあれと思ってしまうバットマン初だ
ロバートパティンソン、ただただ痺れた
序盤もはやバットマンがあそこまで
バットマンのビジュアルである必要性が
あるのか?という本末転倒な違和感まで
一瞬感じてしまった
そしてタイトル、ザバットマンより
相応しい攻めたタイトルがあったのではないか?
敢えてザバットマンと言い張りたいとも
トれるけれども
フォーエバーのときから推しだった
リドラー(ポールダノ、やはりハマり役だった)
もペンギンもキャットウーマンも
大袈裟過ぎない存在なのもやはり好みで
ゴッサムシティの色合いもドストライクだった
そう、やはり良くも悪くも画が凄まじい
あとニルバーナが、歌い出すカートコバーンが
合い過ぎていて
他の音楽に違和感を感じてしまう程の
親和性が故のメリット、デメリットが
生じているようにも感じて
やはりダークナイトは
言わずもがななレジェンドで
ジョーカーも改めてスゴい領域だったんだなと
思わされた