松原慶太

THE BATMAN-ザ・バットマンーの松原慶太のレビュー・感想・評価

3.9
自らの復讐のために暗闘する「謎の覆面男」がバットマンになるまでの話。

全体的にフィルムノワール調の暗いトーンの映画で、バットマンほとんど変質者。メカとかギミックもリアル志向の等身大描写。僕はけっこう好きなテイストですが、ハリウッド的な爽快感はあまりない。

でもこの映画見た後に「ダークナイト・トリロジー」とか見直すと、映像とか、コスチューム含めた造形美術に古さを感じてしまうんだよね。

そういう意味では、やはりこれがバットマン物語として最新型であるとは言えるのだと思う。
松原慶太

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