【soutaの映画つぶやき No.987】
"THE BATMAN -ザ・バットマン-"
両親殺害の復讐から悪と対峙する"バットマン"となったブルース・ウェイン。ゴッサムで権力者の連続殺害事件が発生し、それはリドラーによる犯行で最後の標的となったのはバットマンだった。
ロバート・パディントン演じる バットマン新シリーズ。
かなり病んだ闇深いブルース・ウェインで、全体的に暗く重厚感のある大作ではあった。ポール・ダノやコリン・ファレル演じるヴィランも凄まじい。ヒーロー映画というより謎解きミステリー映画だった。
ただ今作がこれだけの長尺を使って描く物語だとは思えなかった。結局バットマンは何もできてないし、親の負の遺産を背負わされ巻き込まれた。そしてゴッサムの治安は最悪からもっと最悪になっただけ。もし面白くなるとすれば、続編からだと期待はしておく。